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日本の鈴木、道下がマラソンで銅メダル

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日本の車いす陸上選手鈴木智樹選手とパラ陸上選手道下美里選手は日曜日のパラリンピックマラソンでともに銅メダルを獲得し、パリ大会最終日の日本のメダル獲得数は合計41個となった。

日本の車いすマラソン選手、鈴木智樹選手(左)が、2024年9月8日にパリで行われたパリパラリンピック男子T54マラソンに出場した。(共同)

日本はパリ大会で合計14個の金メダル、10個の銀メダル、17個の銅メダルを獲得し、総合11位となった。注目すべき初獲得の金メダルには、車いすラグビー、男子ゴールボール、車いすテニスの女子シングルスと男子シングルスなどがある。

鈴木選手は男子T54クラスで1時間31分23秒のタイムを記録し、銀メダルを獲得した中国の金華選手と、1分27秒39で金メダルを獲得したスイスのマルセル・フグ選手にわずか4秒遅れた。同じく日本人の吉田亮太選手は8位となった。

2024年9月8日、パリで行われたパリパラリンピック男子T54マラソンで、日本の鈴木智樹選手が銅メダルを披露した。(共同)

「本当にうれしいです。とても厳しいコースでした。最後のほうでは、もうダメかなと思ったこともありました」と、幼児期に交通事故で脊髄を損傷した鈴木さんは語った。

「でも、私は両親から諦めないことを学びました。歴史を作り、両親と家族の名を誇らしくすることができて本当に嬉しいです。」

42.195キロに及ぶ過酷なレースはパリ郊外のセーヌ=サン=ドニで始まり、フランスの首都中心部のアンヴァリッド広場で終了した。

日本のパラ陸上選手、道下美里選手(左)が2024年9月8日、パリで行われたパリパラリンピック女子T12マラソンに出場する。(共同)

2024年9月8日、パリで行われたパリパラリンピック女子T12マラソンで、日本の道下美里選手が銅メダルを披露した。(共同)

東京オリンピックのチャンピオンで世界記録保持者の道下選手は、視覚障がい者アスリートによる女子T12レースで当初は表彰台を逃したかに見えたが、スペインのエレナ・コンゴスト選手の失格により3位に浮上した。

男子T12レースでは、堀越正が7位、和田真也が東京大会と同じく9位、熊谷豊が10位となった。

女子T54では、土田和歌子選手が6位、喜納翼選手が12位となった。

大会は日曜日遅く、パリ郊外の陸上競技場スタッド・ド・フランスで行われる式典で閉幕する予定。


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