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日本の調査船「みらい」が北極海へ

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日本の海洋調査船「みらい」は水曜日夜にベーリング海峡の中央に位置するダイオミード諸島を通過し、現地時間木曜日の未明に北極海に入った。

ディオミード諸島を構成する2つの島のうち、一方のリトルディオミード島は米国領、もう一方のラトマノフ島はロシア領です。両島の間には日付変更線が通っており、日付変更線の東側にあるリトルディオミード島は「昨日の島」、西側にあるラトマノフ島は「明日の島」とも呼ばれています。

2 つの島のうち大きい方のラトマノフ島は、ロシアの最東端にあります。2 つの島は最も近い地点でも 3.8 キロメートルしか離れていませんが、夏には 20 時間の時差があります。リトル ディオミード島には約 80 人が住んでいます。

米国の政府機関である米国地質調査所によると、冬季には両島の間に氷が形成されることがあり、そこが米国とロシアの間で人が歩いて渡れる唯一の場所となっている。しかし、島間のこのような移動は許可されていない。

みらい号はベーリング海峡を通過するため、米国領海を航行し、リトルダイオミード島の北東約8キロを航行した。同船が島に近づくと海は霧に覆われ、視界は100メートル以下となった。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用する探査船「みらい」は8月下旬、青森県むつ市の関根浜港を母港として出航した。

この船は、地球上のどこよりも急速に温暖化が進んでいると考えられている北極の環境変化を調査するために、1か月に及ぶ航海に出ている。



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