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日本の能登、1月1日の地震の余波にまだ苦しむ

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読売新聞
木曜日、石川県輪島市の輪島朝市通り付近の様子。

東京(時事通信) — 日本の能登半島の人々は、半年前に発生したマグニチュード7.6の地震の余波に今も苦しんでいる。

1月1日に石川県で発生した地震では、281人が死亡し、83,980戸の家屋が損壊し、34,000人が自宅からの避難を余儀なくされた。

避難者は木曜日時点で2288人に減り、避難所も徐々に縮小している。断水は土砂崩れの恐れがある山間部の約1500戸を除いて解消された。

仮設住宅の整備は進み、自治体が借り上げた既存アパートなど約1万7000人が仮設住宅に移り住んでいる。石川県は市町村から申請があった約6800戸について8月末までに完成させることを目指している。

公費による倒壊家屋の解体は進んでおらず、申請を受け付けた約2万戸のうち1万8千戸以上が未だ解体されていない。

県内では若い世代を中心に人口流出が深刻で、震災で大きな被害を受けた奥能登地方の4市町村では震災後4カ月で人口が2600人減少し、昨年同期の3倍に上った。

奥能登地域では4月時点で高齢者が全人口の約5割を占めており、自治体は孤独死防止の取り組みを強化する必要がある。

県と市町村は、国税交付金で創設した復興基金約540億円を被災者支援に充てる。



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