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日本の渡辺守成氏が次期IOC会長に立候補か

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ロイター/デニス・バリブーズ
国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長が、2022年6月3日、スイスのエーグルにある国際自転車競技連合(UCI)での記者会見に出席した。

パリ(時事通信)―国際体操連盟会長で国際オリンピック委員会委員でもある日本の渡辺守成氏が、次期IOC会長選に立候補する予定であることが日曜、分かった。

IOCは、現会長でドイツのオリンピックフェンシング金メダリストであるトーマス・バッハ氏の任期が2025年6月に終了することから、早ければ2025年3月にも会長選挙を実施する予定だ。

IOCにはこれまでアジア人会長がいなかった。

渡辺氏は記者団に対し、IOC会長選への立候補を表明するには日本オリンピック委員会の決定が必要だと語った。「それを待ちます」と同氏は述べた。

一方、渡辺氏は、2013年に就任したバッハ氏が、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中で2021年の東京オリンピックを成功に導き、パリオリンピックの成功への道を開いたことを称賛した。

JOCの緒方貢事務総長は、渡辺氏の立候補の可能性は日本とJOCにとって「非常に意味がある」と述べた。「もちろん協力します」と緒方事務総長は述べた。

バッハ会長の後任候補としては、スペインのIOC副会長フアン・アントニオ・サマランチ氏、英国の世界陸上競技連盟会長セバスチャン・コー氏、フランス国立オリンピック・スポーツ委員会会長ダビド・ラパルティエン氏らがいる。



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