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日本の清岡と加賀美がフリースタイルレスリングでダブル金メダル

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清岡幸太郎選手と加賀美優香選手は、日曜日のパリ大会の競技終了間際にさらに2つの金メダルを獲得し、日本にとって大成功のオリンピックレスリングキャンペーンを締めくくった。

パリ五輪レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝で、日本の清岡幸太郎選手(赤)がイランのラーマン・アモウザドハリリ選手と対戦し、優勝を目指している。2024年8月11日、パリのシャン・ド・マルス競技場で行われる。(共同通信)==共同通信

清岡選手は男子65キロ級フリースタイルでイランのラーマン・アモウザドカリリ選手を10対3で圧倒して優勝。また、女子76キロ級決勝では加賀美選手がアメリカのケネディ・ブレイズ選手を3対1で抑え、レスリングの日本勢の獲得メダル数を金メダル8個、メダル総数を11個とした。

パリ五輪レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝でイランのラーマン・アモウザドカリリに勝利した日本の清岡幸太郎選手の反応。2024年8月11日、パリのシャン・ド・マルス・アリーナにて。(共同)==共同

日本の女子選手がオリンピックの重量級で優勝したのはこれが初めてだった。レスリングで日本が獲得した8つの金メダルは、オリンピック1大会での最多記録でもある。

パリ五輪レスリング女子フリースタイル76キロ級決勝で米国のケネディ・アレクシス・ブレイズに勝利した日本の加賀美優香選手(青)の反応。2024年8月11日、パリのシャン・ド・マルス・アリーナにて。(共同)==共同

次に成功した国であるイランは、金メダル2個と合計8個のメダルを持ち帰った。

23歳の清岡選手はオリンピック初出場で、3年前の東京オリンピックで男子65キロ級のタイトルを獲得した同国の乙黒卓人選手の後を継いだ。

写真は、2024年8月11日にパリのシャン・ド・マルス・アリーナで行われた男子フリースタイル65キロ級と女子フリースタイル76キロ級で金メダルを獲得した日本のレスリング選手、清岡幸太郎選手(左)と加賀美優香選手(右)。(共同)

2022年の世界チャンピオンであるアモウザドカリリ選手は、清岡選手をステップアウトさせて最初のポイントを獲得し、その後、この日本人レスラーはシャン・ド・マルス・アリーナですぐに形勢を逆転させた。

パリ五輪レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝で、日本の清岡幸太郎選手(赤)がイランのラーマン・アモウザドハリリ選手と対戦し、優勝を目指している。2024年8月11日、パリのシャン・ド・マルス競技場で行われる。(共同通信)==共同通信

清岡はテイ​​クダウンを成功させ、その後アモウザドカリリの足をコントロールして10対1とリードを広げ、技術的優位を狙ったが、第1ピリオド終了時にその勢いは止まった。

イラン選手は休憩後に積極的に攻めてきてテイクダウンで2ポイントを取り戻したが、それ以外は優位に立つことができなかった。

パリ五輪レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝でイランのラーマン・アモウザドカリリに勝利し、喜びを見せる日本の清岡幸太郎選手。2024年8月11日、パリのシャン・ド・マルス・アリーナで開催。(共同)==共同

「(第1ピリオドの終わりに)本当に終わらせたかったけど、時間が足りなかった」と清岡は語った。

「技術的な優位性で勝つつもりだったが、彼は簡単な相手ではない。しかし、序盤にポイントを獲得できたことで、後半は主導権を握ることができた」

清岡選手の勝利は、幼なじみの桜井つぐみ選手がレスリング女子57キロ級で金メダルを獲得した2日後に起きた。

パリ五輪レスリング男子フリースタイル65キロ級で金メダルを獲得した日本の清岡幸太郎選手(左から2人目)が、2024年8月11日にパリのシャン・ド・マルス・アリーナで、銀メダリストのイランのラーマン・アモウザドカリリ選手(左端)、銅メダリストのアルバニアのイスラム・ドゥダエフ選手(右端)、プエルトリコのセバスチャン・C・リベラ選手と並んでポーズをとっている。(共同通信)==共同通信

「私たちは良い関係を維持し、オリンピックで一緒に金メダルを獲得することができました」と清岡さんは、故郷の高知県で父親がコーチだった桜井さんについて語った。

「金メダルを桜井コーチと母に捧げたい」

パリ五輪レスリング女子フリースタイル76キロ級決勝で、日本の加賀美優香選手(青)が米国のケネディ・アレクシス・ブレイズ選手と対戦し、優勝を目指している。2024年8月11日、パリのシャン・ド・マルス競技場で行われる。(共同)==共同

22歳の加賀美はパリでのレスリングプログラムの最後の試合でブレイズとの接戦を制した。

2023年の世界チャンピオンは、ブレイズが消極的な態度で罰せられて最初のポイントを獲得し、その後アメリカ人が加賀美を追い出して1-1の同点に追いついた。

パリ五輪レスリング女子フリースタイル76キロ級決勝で米国のケネディ・アレクシス・ブレイズに勝利した日本の加賀美優香選手(青)の反応。2024年8月11日、パリのシャン・ド・マルス・アリーナにて。(共同)==共同

火神は第2ピリオドの中間点近くに試合唯一のテイクダウンを決め、決定的なリードを奪った。

「私にとって一番嬉しいのは、人々が喜びのあまり泣いているのを見ることです」と、昨年、2003年以来初めて同階級で日本人初の世界チャンピオンとなった加賀美さんは語った。

「ここに立って、すべての試合の一瞬一瞬を楽しむことが、長い間私の目標でした。笑顔とともに、緊張する瞬間もありましたが、それも楽しかったです。」

パリ五輪レスリング女子フリースタイル76キロ級で金メダルを獲得した日本の加賀美優香選手(左から2人目)が、2024年8月11日にパリのシャンドマルスアリーナで、銀メダリストの米国のケネディ・アレクシス・ブラデス選手(左端)、銅メダリストのキューバのデラカリダッド・マリン・ポトリル選手(右から2人目)、コロンビアのタチアナ・レンテリア選手とともにセルフィーを撮影した。(共同通信)==共同通信


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