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日本の日経平均株価は3か月ぶりの安値から回復したが、週足では下落する見込み

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読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京、7月26日(ロイター) – 日本の日経平均株価は金曜日、長期にわたる下落の後で割安とみられた銘柄を投資家が買い集めたことから、7日連続の下落から抜け出し、上昇した。

日経平均株価は正午までに0.5%上昇し、前日の取引でつけた3か月ぶりの安値から回復した。同指数は今週5%下落する見通しだ。

東証株価指数は0.58%上昇して2,725.55となり、今週は4.72%下落する見込みだ。

東海東京情報研究所のマーケットアナリスト、安田秀太郎氏は、株価が下がりすぎたため投資家が株を買い戻したが、依然として大型半導体関連銘柄は弱く、上昇は抑えられたと述べた。

しかし明るい面としては、市場が前向きな見通しを発表した企業を買ったことだ。来週以降も決算シーズンが続く中、強い企業見通しが日経平均株価を支えると予想される。

トラックメーカーの日野自動車は四半期純損失が縮小したことを受け、11.76%急騰し、日経平均株価で最も上昇率の高い銘柄となった。

カメラメーカーのキヤノンは木曜日、年間営業利益が前年比24%増の4650億円(30億2000万ドル)に達したと発表したことを受けて、株価は8.29%上昇した。

コンピューターメーカーの富士通は木曜日、四半期純利益が4倍の168億円になったと発表した後、株価は10.51%上昇した。

しかし、日産自動車は年間見通しを引き下げたことから木曜日に7%下落した後、2.8%下落し損失を拡大した。

ルネサスエレクトロニクスは5.55%下落し、日経平均株価で最大の下落率となった。この半導体メーカーは、6月までの6か月間の純利益が29%減少したと発表し、木曜日に13.6%急落した。

半導体関連銘柄の大型株は下落し、東京エレクトロンとアドバンテストはそれぞれ2.29%と1.65%下落した。

日経平均構成銘柄225銘柄のうち、168銘柄が上昇し、57銘柄が下落した。

(1ドル=153.9500円)



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