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日本の日経平均株価は米国株、大型半導体株の上昇で上昇

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東京証券取引所
Yomiuri Shimbun file photo

東京(ロイター) – 日本の日経平均株価は火曜日午前の取引で上昇した。ウォール街での過去最高値の終値を投資家が歓迎し、国内の主要半導体株が急騰したためだ。

日経平均株価は取引開始前に3週間ぶりの高値39,336.66を付けた後、正午休憩時点で0.3%上昇の39,155.16となった。

東証株価指数は0.21%上昇し2,788.27となった。

昨夜のウォール街での不安定な取引にもかかわらず、S&P500とナスダックはともに過去最高値で引け、東京市場での取引でセンチメントを押し上げた。

特に日本の大型テクノロジー株は好調に推移し、フィラデルフィアSEセミコンダクター株は1.4%上昇した。

しかし、国内の指標は、水曜日に発表される5月の米消費者物価指数(CPI)発表と連邦準備制度理事会(FRB)の2日間の政策会合の終了を前に投資家が慎重になったため、取引後半に上昇分を若干減らした。

米雇用統計が予想を上回り再び懸念を呼んだことを受けて、FRBは金利を据え置くと広く予想されており、政策当局がどの程度早く政策緩和を開始すると見込んでいるかの兆候に注目が集まっている。

しかし、サクソのグローバル市場ストラテジスト兼為替戦略責任者のチャル・チャナナ氏は、中央銀行の次の動きは利下げであり、さらなる利上げではないと市場は安心し続けていると述べた。

「これは、持続的なAIの勢いとともに、米国と日本の株価を支えている。」

チャナナ氏は、円安も引き続き日本株を支えているが、欧州の政治的混乱は長期投資家からの資金流入を増やす可能性があると付け加えた。

ドルは最後に157.21円付近で取引された。

一方、日本銀行は今週後半の会合で短期金利を0~0.1%の範囲に維持すると予想されているが、政策担当者らは債券購入を減速させる方法を模索している。

火曜日の個別銘柄では、半導体製造装置大手の東京エレクトロンが2.2%上昇し、半導体試験装置メーカーのアドバンテストは0.9%上昇した。

医療用品メーカーのテルモは1.1%上昇し、中外製薬は2.6%上昇した。

同じ製薬会社のエーザイは約3%下落した。



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