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日本の日経平均株価は半導体売りと円介入への懸念で過去最高値から下落

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読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京、7月12日(ロイター) – 日経平均株価は金曜日、ハイテク株がウォール街の同業他社の売りに追随し、為替介入の脅威が日本の長い週末に向けて利益確定の動きを促したため、2%急落した。

日経平均株価は、正午休憩の30分強前の0155GMT時点で2%下落した。

半導体製造装置大手の東京エレクトロンは5.65%下落し、指数に最も大きな打撃を与えた。小規模なディスコは7.25%下落し、最大の下落率となった。

これに先立ち、フィラデルフィアSE半導体指数は前夜に3.47%下落した。

日本のより幅広い、ハイテク株中心でない東証株価指数は金曜日に0.93%下落した。

売り圧力にもかかわらず、日経平均株価は木曜日に過去最高値の42,426.77まで急騰し、今週も約1.15%上昇している。

野村証券の株式ストラテジスト、神谷一夫氏は、「3日間の力強い上昇の後の自然な反落が、今日の動きの最大の要因だと思う」と述べた。

神谷氏を含む多くのアナリストが日本の為替介入によるものとしている一夜の急騰による円高は、株価に「実際のところ影響は与えていない」と同氏は述べた。

同時に、「長い週末の間にもう一回介入が行われると考えるのは当然だ」と神谷氏は付け加え、トレーダーらがポジションを縮小するきっかけになるだろうと述べた。

日本の金融市場は月曜日は祝日のため休場となります。

一方、米国債利回りの急落に端を発した国内債券利回りの低下は、銀行株やその他の金融株の重しとなった。

東京証券取引所の33業種の中で、保険業は3.84%下落し、最もパフォーマンスが悪かった。次いで電気機械が2.35%、銀行が1.85%下落した。

その他の下落銘柄としては、チップメーカーのグラフコアの買収を発表したAIに注力する新興企業投資会社のソフトバンクグループが3.69%下落し、ユニクロ店舗運営会社のファーストリテイリングが決算発表後に3.78%下落した。

日本でセブンイレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングスは、決算発表後、株価が6.37%下落した。



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