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日本の日経平均株価は半導体の低迷を脱し、バリュー株が上昇

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読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京(ロイター) – 日本の日経平均株価は火曜日の午前の取引で小幅上昇した。投資家の関心が半導体やその他のハイテク株からバリュー株に移り、円安が引き続き輸出関連株を支えた。

日経平均株価は正午までに0.51%上昇して39,001.39となり、東証株価指数は1.44%上昇して2,779.59となった。

米国の半導体大手エヌビディアは月曜日に3営業日連続で下落し、半導体株指数.SOXは3.02%下落して終了し、アジア時間の取引時間中に人工知能や半導体関連株に対する投資家心理を弱めた。

ディスコ株は5.3%下落し、下落率最大となった。東京エレクトロンは2.5%下落し、単独でベンチマーク指数から86ポイント下落した。

AIに注力する新興企業投資会社ソフトバンクグループは1.7%下落し、2番目に大きな足かせとなった。

しかし、円安は、国内通貨安の恩恵を受ける傾向にある輸出関連株を引き続き支え、国内通貨は1ドル160.245円と34年ぶりの安値付近で推移した。FRX/

一方、投資家は成長株よりもバリュー株を優先的に買い、金融セクターで幅広い利益を生み出し、日経平均株価の上昇に貢献した。

銀行株が3.5%上昇してセクター上昇を牽引し、保険と証券会社がそれぞれ約3.3%上昇してこれに続いた。

サクソのグローバル市場ストラテジスト兼FX戦略責任者のチャル・チャナナ氏は「日経平均はよりバリュー志向の市場であり、投資家は四半期末が近づくにつれて市場の出遅れた部分へのエクスポージャーを増やすためにリバランスするかもしれない」と述べた。

「下半期に円高リスクが高まる中、日本株に対する選択的かつボトムアップのアプローチは今後魅力的になる可能性がある。」

金融株では、大和証券グループが4.2%上昇、三菱UFJフィナンシャル・グループが4.1%上昇、りそなホールディングスが約4%上昇した。

みずほフィナンシャルグループの株価は3.7%上昇した。

その他の個別株では、自動車メーカーで指数の主要銘柄であるトヨタ自動車が3.8%上昇した。



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