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日本の日経平均株価はウォール街の下落に追随、半導体株は反発

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読売新聞ファイル写真
東京証券取引所

東京、7月19日(ロイター) – 日本の日経平均株価は金曜日、不安定な取引で下落した。前夜のウォール街の下落に追随したが、半導体株の反発で損失は抑えられた。

日経平均株価は正午までに0.43%下落して39,952.62となり、7月2日以来初めて40,000円を下回った。

東証株価指数は0.63%下落し2,850.47となった。

投資家が引き続き高値の大型成長株から資金を流出させ、第2四半期の決算発表シーズンが本格化したため、米国株は木曜日に急落した。

日経平均株価の構成銘柄225銘柄のうち、190銘柄が値下がりし、値上がりしたのは34銘柄のみだった。1銘柄は取引されなかった。

半導体関連株が同セクターの世界的な売りに加わり、円高も重しとなったため、同指数は木曜日に2%超下落し、4月中​​旬以来最悪の週間パフォーマンスを記録する見込みだ。

T&Dアセットマネジメントのチーフストラテジスト、浪岡宏氏は「最近株価は下がりすぎている……。これ以上下がるかと聞かれれば、すでに十分下がっていると思う」と語った。

投資家らは、米国が中国への先端半導体技術の輸出規制強化を検討しているという報道に少なくとも部分的に反応して起きた半導体株の売りについて考え直したようだ。

T&Dアセットマネジメントの浪岡氏は、市場は世界最大の受託半導体メーカーであるTSMCの予想を上回る業績結果に反応している可能性があると述べた。

半導体関連株は午前の取引で上昇率上位に入った。

ルネサスエレクトロニクスは2.9%上昇。日経平均の有力銘柄である東京エレクトロンとアドバンテストはそれぞれ2.3%と2%上昇し、指数への最大の押し上げ要因となった。

東京証券取引所の33業種のうち、精密機械が最も好調で、木曜日に最下位に落ちた後、0.9%上昇した。

個別銘柄では、半導体製造装置メーカーのディスコが、期待外れの決算を受けて4.7%下落し、パーセンテージで最悪のパフォーマンスとなった。



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