ホーム jpn 日本の太陽光発電所、2023年以降ケーブル盗難が9,000件超発生

日本の太陽光発電所、2023年以降ケーブル盗難が9,000件超発生

19
0


警察庁の調査によると、日本では今年1月から6月までに太陽光発電所からの金属ケーブルの盗難が9,522件記録された。

金属価格が高騰する中、警察庁がこの状況について調査を実施したのは初めて。

金属スクラップの買い手は現在、売り手の身元を確認する義務がないため、警察庁は状況に対処するための規制を検討している。

調査によると、太陽光発電所の金属ケーブルの盗難件数は2023年に5,361件、2024年上半期には4,161件に上った。これらの事件の約9割は関東地方で発生しており、茨城県2,802件、栃木県1,774件、千葉県1,691件となっている。

警察は6月末までに、こうした事件で121人の容疑者を特定しており、このうちカンボジア人は64人、日本人は45人。カンボジア人とその他の国籍の人々が共謀して犯行を繰り返しているとみられる。

警察庁は月曜日、全国の都道府県警察に特別対策本部を設置し、窃盗グループや、盗品と知りながら金属線を購入する悪質な金属販売業者の取り締まりを強化するよう指示した。

警察庁は、中古品ではない切断ケーブルを購入する業者は、取引記録や本人確認を義務付ける古物営業法の適用外となるため、こうした金属業者を規制する法律の制定も検討している。



もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください