3月1日、横浜で行われた合同企業説明会には学生らが詰めかけた。
2024年5月24日 12時20分
東京、5月24日(時事通信)― 厚生労働省と文部科学省が金曜日に発表した調査によると、3月に大学を卒業した人のうち、4月1日時点で98.1%が内定を得ており、過去最高を記録した。
この数字は前年より0.8ポイント上昇した。調査は1996年に始まった。
労働省の担当者は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が薄れ、人手不足が続く中、さまざまな業界の企業が採用意欲を高めているとし、「売り手市場が続くと予想される」と述べた。
調査によると、男性の卒業生の97.9%、女性の卒業生の98.3%が内定を得ている。文系専攻者ではその割合は97.9%、理工系専攻者では98.8%だった。
関東を除く全地域で前年比上昇となり、中国・四国では99.6%と最も高かった。
調査は112の大学、短期大学、専門学校を対象に行われた。