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日本の国会議員、中国に領空侵犯再発防止を要請

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日本の与党幹部議員は水曜日、今週初めに中国軍機が日本の領空を侵犯したことについて懸念を表明し、中国のトップ3である趙楽際氏に対し、このような事件が再発しないようにするよう求めたと述べた。

与党自民党の重鎮で、超党派の議員連盟を率いる二階俊博氏は、北京の人民大会堂で趙氏と会談した後、記者団に対し、この中国の最高立法委員は、この事件は「故意ではなかった」と説明したと語った。

月曜日の前例のない領空侵犯は東京から激しい抗議を引き起こし、木原稔防衛大臣はこれを日本の主権と安全に対する「全く容認できない」侵害だと述べた。

中国全国人民代表大会常務委員会の趙楽際委員長(右端)が、2024年8月28日、北京の人民大会堂で、日中友好議員連盟会長で元自民党幹事長の二階俊博氏(左端)と会談した。(代表撮影)(共同)==共同

二階氏はまた、中国に対し、新型コロナ以前の、日本人短期滞在者に対するビザ免除という一方的な慣行を早期に復活させるよう求めた。趙氏は、北京は日本国内の各界からビザ問題に関する要請が出ていることを認識し、そう語った。

会談の冒頭、趙外相は中国は両国関係の「健全かつ安定した発展」を推進する用意があると述べ、一方二階氏は日中関係を緊張させている多くの問題で具体的な進展を達成することの重要性を強調した。

両国関係は、中国によるスパイ容疑での日本人の拘束や、昨年8月に福島原子力発電所から放射能汚染処理水の放出が始まった後に北京が課した日本産海産物の全面輸入禁止などの問題によって影響を受けている。

同日遅く、二階氏率いる代表団は中国のトップ外交官である王毅氏と会談した。

日中友好議員連盟会長で自民党元幹事長の二階俊博氏(左)と中国全国人民代表大会常務委員長の趙楽際氏が28日、北京の人民大会堂で会談し握手する。(代表撮影)(共同通信)==共同通信

親中派で中国とのつながりが深いことで知られる二階氏は、2019年に当時の安倍晋三首相の特使として北京で中国の習近平国家主席と会談した。しかし、関係者によると、今回は習氏と会談する可能性は低いという。

北京の日本大使館によると、木曜日までの3日間中国を訪問している議員団は火曜日、中国共産党対外関係部長の劉建超氏と会談し、両アジアの隣国間のさまざまなレベルでのコミュニケーションを強化することで合意した。

一方、野党第一党である立憲民主党の岡田克也幹事長率いる議員団も火曜日から中国を訪問する。


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