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日本の半導体メーカー、キオクシアは今年最大のIPOで10月に上場を目指す

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日本の半導体メーカー、キオクシアホールディングスは、今年最大の新規株式公開となる見込みで、おそらく10月に東京証券取引所への株式上場を申請したと、事情に詳しい関係筋が金曜日に明らかにした。

関係筋によると、この大手NAND型フラッシュメモリーチップメーカーは時価総額1兆5000億円(103億ドル)の達成を目指しており、同社は「適切な時期」に株式を上場する準備を進めていると述べている。

同社は4~6月期の売上高が4285億円と過去最高を記録し、前年同期比70.6%増となった。最近の人工知能ブームを背景に、データセンター向け半導体の需要が堅調だったことが響いた。

上場申請は、キオクシアと米国の同業ウエスタンデジタル社が昨年末に合併交渉の中止を決定したことを受けて行われた。

計画されていた合併により、パソコンやスマートフォン向けメモリチップの世界最大手メーカーが誕生するはずだったが、関係者によると、両社はキオクシアの主要投資家である韓国のSKハイニックスからの承認を得るのが困難だったという。

2022年10月に撮影された写真は、三重県四日市市にあるキオクシアホールディングスの工場。この日本の半導体メーカーは、おそらく2024年10月に東京証券取引所に株式を上場する申請をしたと、事情に詳しい関係者が2024年8月23日に語った。(共同通信)==共同通信

関係筋によると、キオクシアは上場後にウエスタンデジタルとの合併交渉を再開する予定で、この動きはSKハイニックスの同社に対する影響力を弱めると予想される。

キオクシアは当初2020年の上場を計画していたが、米中間の緊張の高まりで事業見通しが不透明になったため、計画を延期した。

この半導体メーカーは2017年に東芝から分社化され、2019年に社名を変更した。この日本のハイテク複合企業は依然としてキオクシアの株式の約40%を所有している。

業界団体の予測によると、AI用チップの需要拡大が続く中、世界の半導体市場は2025年に前年比12.5%増の過去最高の6873億8000万ドルに達し、2年連続の増加となる見通しだ。


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