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日本の動画共有サイト「ニコニコ」がサイバー攻撃を受ける

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ロイター/篠裕也
2015年4月26日、東京東部の幕張で行われたニコニコ超会議2015のグッズショップの前には来場者が列をなしている。日本のインターネット動画共有ポータル「ニコニコ」で人気を博した日本のサブカルチャーのブースが100以上出展された、毎年恒例の2日間のファンイベントには約15万人が訪れた。

日本の人気動画共有サイト「ニコニコ」は「大規模なサイバー攻撃」を受けたため、サービスを停止したと運営者が発表した。

「現在、ニコニコは大規模なサイバー攻撃を受けており、影響を最小限に抑えるためにサービスを停止しています」と運営会社のドワンゴは土曜日遅くの声明で述べた。

同社は「急いで調査と対策を講じているが、サイバー攻撃の影響を完全に排除した上で安全性を確かめるまではサービスを復旧することはできない」とし、今週末も復旧できる見込みはないと付け加えた。

ニコニコは日本最大級の動画共有サービスで、音楽からスポーツ、趣味までさまざまな動画を共有できるほか、政府関係者の記者会見などの番組のライブストリーミングも行われている。

ニコニコに加え、親会社である角川の公式サイトと電子商取引サイト「エビテン」も「外部からの不正アクセス」の可能性がある影響を受けたと、同社は日曜日に発表した。

東京に本社を置く出版社の角川は「土曜日の未明から角川グループの複数のウェブサイトが利用できないという現象が発生し、ご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と述べた。

同社は「情報漏洩の有無」など攻撃の影響を調査しており、外部の専門家や警察とも協力していると述べた。

ドワンゴは月曜日に最新情報を発表すると述べた。



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