ホーム jpn 日本の労働年齢成人一人当たりのGDP成長率は驚くほど高い:研究

日本の労働年齢成人一人当たりのGDP成長率は驚くほど高い:研究

2
0


最近の研究によると、高齢化が進む日本の経済成長は、一人当たりの成長率でははるかに劣っているにもかかわらず、生産年齢成人当たりで測定すると「驚くほど」好調だという。

ペンシルベニア大学のヘスス・フェルナンデス・ビジャベルデ氏を含む3人の経済学者は、一人当たりの成長ではなく、先進国の15歳から64歳の労働年齢成人1人当たりの国内総生産を分析したが、これは「成長理論にとって誤解を招く指標」となりつつある。それらの経済圏の高齢化人口に。

ペンシルベニア大学教授ヘスス・フェルナンデス・ビジャベルデ氏が2024年8月のオンラインインタビューで語る(共同通信)

アリゾナ州立大学のグスタボ・ベンチュラ氏と清華大学のヤオ・ウェン氏も参加した研究結果によると、人口動態を考慮すると「日本は驚くほど堅調な経済のように見える」という。

世界金融危機が起きた2008年から2019年まで、主要7カ国にスペインを加えた中で「この期間に労働年齢成人1人当たりの生産高の伸び率が最も高かった国は日本」で、その割合は1.49%だったという。言った。

同期間の成長率は米国の対応する成長率1.34%を上回ったという。

しかし、資産価格の急落に伴う日本の景気低迷をカバーする1991年から2019年にかけて、日本の労働年齢成人1人当たりの成長率は1.39%と、米国の1.65%や英国の1.62%よりも低いという。勉強。

日本は65歳以上の労働参加率が高いことで知られているが、その労働参加率は1991年と2019年の両方で約25%にとどまったと調査は述べた。

同じ期間に米国の雇用率は約11%から20%に上昇し、「日本の相対的な成功は高齢者層の雇用率の上昇に起因するものではない」ことを示唆していると同紙は述べた。

資料写真は2019年5月7日、東京駅前の通勤客ら(共同通信)

この研究では、65歳から69歳までのより多くの人々が働き続けることによる統計的影響も調査したが、「労働年齢を適切に再定義すれば、ほぼ同じ結果が得られる」としている。

フェルナンデス・ビジャベルデ氏は、日本の労働生産性は「依然として相対的に低い」が、経済・金融政策が日本の経済を支え、生産年齢成人1人当たりの高い成長率の達成に貢献していると述べた。

日本は1990年代以来生産性を低く抑えてきた問題のいくつかを取り除く必要があるが、出生率の向上が日本の将来の成長にとって最優先事項であると同氏は付け加えた。


関連報道:

日本の失業率は8月に2.5%に低下

日本の4~6月期GDP成長率は年率実質2.9%に下方修正

日本の実質賃金、7月は0.4%上昇、2か月連続上昇






もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください