土曜日に行われたフィギュアスケート中国杯のISUグランプリ男子で日本の佐藤駿が優勝、女子では同国の千葉百音も2位となり、ともに初めてグランプリ出場を果たした。
佐藤の勝利はサーキットでのキャリア初となり、一方、千葉のフィニッシュにより、日本女子チームは12月にフランスのグルノーブルで行われる決勝戦への出場権を記録的な5つ獲得した。
2024年11月23日に中国・重慶で開催されたフィギュアスケート中国杯ISUグランプリの男子フリーに出場する日本の佐藤駿選手(共同通信)
20歳の佐藤は合計278.48点を獲得し、フリーで優勝して276.17点で終わったカザフスタンのミハイル・シャイドロフと、252.53点のフランスのアダム・シャオ・ヒム・ファを上回った。
2本目のジャンプ、ダブルフリップで序盤の失敗から立ち直った佐藤は「とてもうれしい」と語った。 「最初の4回転ルッツを成功させることができて、(次のジャンプを失敗した後)すぐにそれに戻ることができた。」
今月のNHK杯でも準優勝した千葉は、金曜日のショートプログラム後に首位に立った後、フリーで2位となり、211.91点でフィニッシュした。
2024年11月23日に中国の重慶で開催されたフィギュアスケートのISUグランプリ中国杯の女子フリーに出場する日本の千葉百音選手(共同通信)
アメリカのアンバー・グレンは土曜日にショートプログラムで2位から出て、215.54点で千葉を破った。韓国のキム・チェヨンが3位、日本の住吉リオンと渡辺凜花がそれぞれ4位と5位だった。
グレンはまた、日本の坂本花織、樋口新葉、吉田花、松池莉乃とともにグルノーブルでの出場枠を予約した。
関連報道:
フィギュアスケート:吉田花選手がフィンランディア杯を獲得しグランプリファイナルへ
フィギュアスケート:フィンランドが鍵山優真のグランプリファイナル出場権を獲得