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日本の主要野党が党首選を開始、政権交代を目指す

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日本の最大野党の代表選に向けた公式選挙運動が土曜日に始まり、候補者らは年内に予定されている総選挙でいかに他党と連携し政権交代を実現するかについて議論している。

9月23日の選挙で立憲民主党の代表を争う候補者4人の中には、元首相1人と党運営経験のある国会議員2人が含まれている。

候補者の中には、2011年から2012年まで民主党政権下で首相を務めた野田佳彦氏(67歳)もいる。

代表選に立候補している他のおなじみの顔ぶれとしては、2017年の結党から2021年まで立憲民主党代表を務めた枝野幸男氏(60)と、後任で現職代表の泉健太氏(50)がいる。初当選した衆院議員の吉田晴美氏(52)が最後に名簿に加わり、唯一の女性候補となっている。

立憲民主党代表選の候補者(左から)吉田晴美氏、泉健太氏、枝野幸男氏、野田佳彦氏が2024年9月7日、東京の党本部で行われた共同記者会見で記念撮影。(共同)

与党自民党の総裁選と比べて国民の関心が薄れるのを防ぐには新顔が必要だという懸念の中、吉田氏はようやく必要人数である20人の議員の支持を得て土曜朝に選挙戦に加わった。

立憲民主党の選挙は、自民党が9月27日の総裁選に向けて準備を進める中で行われた。総裁選では少なくとも7人の候補者が立候補し、日本の次期首相が決まる予定だ。勝者はその後すぐに総選挙を呼びかけるとみられる。

東京で行われた討論会では、候補者4人全員が、この全国選挙が党にとって政権を握るまたとないチャンスだと述べた。

しかし、立憲民主党が他の野党グループと協力せずに自民党に勝てる見込みは限られていることから、勝利に向けたビジョンはそれぞれ異なっていた。それでも、立憲民主党は共産党と連携した後、2021年の衆院選で敗北した。

野田氏は、政権交代の最初のチャンスとなる「失望した穏健派有権者の取り込みに党の方向転換ができる」よう求めた。

できるだけ多くの議席を獲得するためには、立憲民主党は「どの野党とも対話できる」必要があると同氏は述べた。

2021年の敗北を受けて辞任した枝野氏は、政策の違いから、立憲民主党が共産党や維新の党と連携するのは難しいだろうと述べた。

和泉氏は防衛政策をめぐる意見の相違を理由に、いずれの党とも提携を否定した。

退任する岸田文雄首相率いる自民党内で数々のスキャンダルが起こっているにもかかわらず、共同通信が8月に実施した世論調査では、立憲民主党を支持する回答者はわずか12.3%で、自民党は36.7%だった。

立憲民主党の代表は9月23日の臨時党大会で選出され、議員と総選挙の候補者は投票を行う一方、地方議員と党員は事前に郵送またはオンラインで投票する。

過半数を獲得した候補者がいない場合は、上位2名による決選投票が行われ、勝者が選ばれる。


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