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日本のセブンイレブン運営会社、カナダの小売大手による買収提案を検討へ

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日本の小売大手セブン&アイ・ホールディングスは月曜日、カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシオン・クシュタール社から、同社の発行済み株式全てを買収するという提案を受けたと発表した。

コンビニエンスストアチェーン「セブン-イレブン」の運営会社は、取締役会が設置した独立した特別委員会が「提案について迅速かつ慎重かつ総合的に検討する」と述べた。

提案された買収額は明らかにされていないが、関係者によると「非現実的」と考えられており、提案額が低すぎて実現不可能である可能性が高まっている。

月曜日時点でセブン&アイの時価総額は5兆円(340億ドル)を超えた。

2018年9月9日に撮影されたファイル写真。東京・足立区にあるセブンイレブンの看板が写っている。(共同通信)==共同通信

同社は2021年に米国のコンビニエンスストアチェーンおよびガソリンスタンドネットワークであるスピードウェイLLCを買収した。2023年のデータに基づくセブン&アイの文書によると、セブン-イレブンは米国で8.5%の市場シェアを持ち、アリマンタシオン・クシュタールは3.8%を占めていた。

クシュタールやサークルKなどのブランドを運営するアリマンタシオン・クシュタールは、カナダや米国を含む31の国と地域に1万6700店舗を展開している。

同社は、アジアと北米に8万店以上を展開するセブン-イレブンの買収が、世界展開戦略に有利と判断したとみられる。

セブン&アイは買収に関して拘束力のない予備的な提案を受けたが、受け入れや交渉については決定していないと述べた。

アリマンタシオン・クシュタール社によるセブン&アイ社の買収の試みは失敗に終わった。


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