長尾淳氏は外国企業が日本企業を買収するという考えは好まないが、セブンイレブンの元フランチャイズオーナーである同氏は、買収は数十年を過ごした小売大手に歓迎すべき変化をもたらすだろうと考えている。
昨年まで群馬県でセブンイレブンのコンビニエンスストアを経営していた長尾氏は、長年の戦略的失敗により、親会社セブン&アイ・ホールディングスがカナダのアリメンテーション・クシュタールから385億ドルで入札する機が熟したと語る。
批判しているのは彼だけではない。インタビューを受けた日本のセブンイレブンの現フランチャイズ加盟者9人のうち、ほぼ全員がセブン&アイの戦略に不支持を表明し、サークルKオーナーのクシュタール氏による買収提案を歓迎した。