ホーム Fuji 日本のオリンピック選手団が公式発表会に集結、その後6,000人のファンと壮行会に参加

日本のオリンピック選手団が公式発表会に集結、その後6,000人のファンと壮行会に参加

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Yomiuri Shimbun photo
金曜日の午後、東京の代々木第二体育館で行われたオリンピック日本チームの公式結団式で、左から半井成之選手が、同じく旗手を務める江村美咲選手が見守る中、スピーチをしている。

パリ五輪開幕まであと3週間となった金曜日、東京で日本選手団の伝統的な発足式が行われ、秋篠宮皇嗣と紀子妃も出席して、日本選手団が集まった。

「あなたが十分に実証できることを願っています [in Paris] 秋篠宮さまは、渋谷区の代々木第二体育館で行われた式典の冒頭のあいさつで、「皆さんが日々の成果を発揮し、世界から集まるアスリートたちと交流を深め、国際親善を促進していただきたい」と述べられた。

開会式の旗手に選ばれた女子フェンシングの江村美咲選手と男子ブレイカーの半井成幸選手の2選手は、チームメイトに向けての演説で決意を述べた。

「最後まで正々堂々と戦います」と25歳の江村選手は語り、22歳の半井選手は「ベストを尽くすことを誓います」と語った。両選手とも金メダル候補と目されている。

日本オリンピック委員会(JOC)は、パリの選手団が400人以上の選手で構成されると予想しており、海外での夏季オリンピックとしては過去最大となる。これまでの最高は2008年の北京大会の339人だった。

JOCは海外五輪でのこれまでの最高記録である2004年アテネ五輪の16個を上回る金メダル20個獲得を目標に掲げている。

その後、渋谷区の東京体育館で壮行会が開催され、地元の小中学生や一般のスポーツファンなど約6000人が参加した。

パリ行きの選手たちはこの機会を利用して、自分たちの努力を支えてくれた人々に感謝の意を表した。

柔道男子66キロ級で連覇を目指す阿部一二三選手は「たくさんの応援が力になる。挑戦者の気持ちを忘れず、しっかり準備して臨みたい」と話した。

東京オリンピックの競泳男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得した本田朋選手は「全力を尽くして、支えてくれた全ての人に恩返ししたい」と語った。

女子53キロ級の現世界チャンピオンで、金メダルの最有力候補である藤波朱里選手は「たくさんの応援をいただき、本当に感動しています。観戦者の心を揺さぶるようなレスリングで金メダルを取りたいです」とコメントした。

パリでは3回目だが100年ぶりのオリンピックが開催され、32競技329種目が行われる。開会式は7月26日に行われ、競技は8月11日まで続く。


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選手たちは金曜日、東京体育館で行われた壮行会で一斉に決意を叫んだ。



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