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日本と中国の首脳、来週ソウルで二国間会談を検討

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日本政府は来週ソウルで行われる日中韓首脳会談に合わせて、岸田文雄首相と中国の李強首相との二国間会談を行う準備を進めている。

会談が実現すれば、岸田外相と李克強首相は昨年9月の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で着席せずに会談して以来、初めて二国間会談を行うことになる。

林芳正官房長官は木曜日の記者会見で、「日中関係が建設的かつ安定的に構築されるよう双方が努力していく」と述べた。

会談では、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出に伴う中国による日本産水産物の輸入禁止などの問題が協議される見通し。岸田氏は台湾近海での中国軍の軍事演習についても懸念を表明するとみられる。4

日米韓合同訓練を実施

海上保安庁は木曜日、日本、米国、韓国が6月6日に京都府舞鶴沖で初の合同海上訓練を実施すると発表した。

中国が東シナ海や南シナ海などで海洋進出を強めていることから、今回の合同訓練は海洋安全保障確保に向け3カ国の連携を強化するのが狙いだ。

訓練には、米国の「ヴェッシュ」など3カ国の沿岸警備隊の大型巡視船が参加する予定。訓練では、船舶衝突や火災発生を想定し、沿岸警備隊が共同で捜索救助活動や情報伝達を行う。

訓練の前後には米韓の巡視船や海上保安庁の巡視船「わかさ」が舞鶴港に入港し、乗組員同士の相互訪問や交流を通じて結束を強化する予定。



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