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日本、迅速な入国審査のため韓国人への事前審査を検討

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日本は韓国からの渡航者に対し、出発前に入国審査を行う制度の導入を検討していると、両国関係に詳しい関係筋が火曜日に明らかにした。

この「事前審査」制度は、円安を背景に日本への観光客が急増していることから、空港の入国審査場での待ち時間を減らし混雑を緩和することで、ビジネスマンと観光客の交流を促進することを目的としている。

来年の日韓国交正常化60周年を記念するこの措置は、今週後半に韓国で行われる岸田文雄首相と尹錫悦大統領の会談で議論される可能性があると関係者らは語った。

情報筋によると、日本の入国管理局職員が韓国の空港に派遣され、訪問者が出発前に入国手続きのほとんどを済ませられるようにし、到着後の入国手続き時間を短縮するという。

2024年8月、韓国の仁川国際空港の出発ロビーは旅行者で混雑している。(聯合ニュース/共同通信)

ソウルも近い将来、日本からの訪問者に対する事前審査措置の導入を検討し、東京は韓国からの入国管理官の受け入れを検討している。

韓国からの渡航者専用の空港入国審査レーンの設置も検討されているという。

日本政府は来年1月から事前審査制度を導入する計画で、2月には台湾との間で試験運用を実施した。

日本と韓国は、2002年のワールドカップサッカー決勝戦を共催した際に、入国審査官を互いの国に派遣し、暫定的に事前審査制度を導入した。

日本政府のデータによると、7月の日本を訪れた外国人旅行者数は推定329万人で、月間過去最高を記録した。うち韓国からの旅行者数は75万7,700人で、国別では中国に次いで2番目に多かった。


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