ホーム jpn 日本、自民党代表候補が提案した原子力潜水艦建造構想を却下

日本、自民党代表候補が提案した原子力潜水艦建造構想を却下

10
0


日本の政府報道官、林芳正氏は木曜日、地域の安全保障環境が厳しい中、次期首相となる与党候補者の一人が示唆した原子力潜水艦の導入構想を否定した。

岸田文雄首相率いる政権でデジタル担当大臣を務める河野太郎氏は同日、中国の攻撃的な行動を考慮して、長期間水中に留まることができる原子力潜水艦が必要になるだろうと述べた。

河野太郎デジタル大臣は2024年9月5日、東京で記者会見し、与党自民党総裁選に向けた選挙公約を発表した。(共同通信)==共同通信

林官房長官は記者会見で「原子力潜水艦を保有する計画はない。現在の原子力法の解釈では、日本が保有することは困難だ」と述べた。

法律は原子力の利用を平和目的のみに限定している。戦後の平和憲法を掲げ、核攻撃を受けた唯一の国である日本は、核兵器を保有せず、作らず、持ち込ませないという原則も公式に維持している。

河野氏は9月27日の自民党総裁選を前に政策ビジョンを発表し、厳しい安全保障環境の中、現在の兵器のラインアップで十分かどうか国内で議論する必要があると強調した。

「日本がAUKUSに参加して長時間潜水できる原子力潜水艦を配備し、東シナ海から太平洋に抜けようとする外国の試みを阻止する必要があるのか​​。こうした問題を議論しなければならない時代に入った」と河野氏は述べた。

この発言は、オーストラリアがインド太平洋地域の平和と安定を確保するため2021年に発足した米国と英国の三国間協力であるAUKUSの下で、こうした潜水艦隊の取得を計画している中でなされた。日本は先端技術プロジェクトでAUKUSと協力することを検討している。

原子力推進技術は極めて機密性が高く、米国がこれを英国と共有したのは1958年になってからである。原子炉で動く潜水艦はディーゼル動力の潜水艦よりも静かだと言われている。

日本は、東シナ海、特に日本が実効支配しているが中国が領有権を主張している尖閣諸島周辺で、中国の軍事活動が増加していると検知した。

防衛大臣と外務大臣を務めた河野氏は、次期自民党総裁の最有力候補の一人であり、岸田氏の後任として首相に就任することはほぼ確実だ。


関連記事:

日本とオーストラリア、長距離ミサイル能力で協力へ

林政府報道官、与党総裁選に参加

日本の自民党は憲法改正を推進し、国家防衛軍を創設






もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください