ホーム Fuji 日本、米国、韓国が合同軍事演習を計画。今夏は複数の領域を対象とする「フリーダムエッジ」を実施

日本、米国、韓国が合同軍事演習を計画。今夏は複数の領域を対象とする「フリーダムエッジ」を実施

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By Hiroshi Tajima / The Yomiuri Shimbun
左から、木原稔防衛大臣、ロイド・オースティン米国防長官、韓国の申元植国防大臣が日曜日、シンガポールで開かれた日中韓閣僚会議の前に握手している。

シンガポール — 日本、米国、韓国は、陸、海、空、サイバー、宇宙を含む複数の領域にまたがる「フリーダム・エッジ」と呼ばれる三国合同演習を今夏実施することに合意した。

この合意は日曜日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)の合間に、木原稔防衛大臣、米国のロイド・オースティン国防長官、韓国の辛元植国防相が会談し、成立した。3か国の防衛大臣が直接会うのは2023年6月以来初めてとなる。

現在、3カ国による共同訓練は海上と航空の領域で別々に実施されている。領域横断的な訓練は、対応能力の向上を目的としている。日曜の会合では、地域的な緊急事態に共同で対応するために、日本、米国、韓国が机上訓練を実施することも確認された。

会談後に発表された共同声明で、閣僚らは「高官級政策協議、情報共有、三国間演習、防衛交流協力など三国間の安全保障協力を制度化するため、年内に三国間の安全保障協力枠組みを構築する」と約束した。また、三国間の防衛大臣会合や参謀総長会合を定期的に開催する計画も盛り込まれた。

両大臣は、南シナ海における中国の積極的な海洋進出を「違法な海洋権益主張を支持する中国の危険で攻撃的な行動」と直接批判した。閣僚らは、昨年12月に開始された北朝鮮のミサイル発射に関するリアルタイム情報共有システムを今年末までに最適化することで合意した。

日韓防衛相会談が土曜日に開催され、両国は防​​衛当局間の大きな懸案であるレーダー照射事案の再発防止策で合意した。会談後の日米韓共同声明では、「日本と韓国は、共通の安全保障目標を守り、推進するために二国間関係と三国間協力の重要性を強調した」と明記された。

米国は日韓合意をひそかに支持しており、オースティン氏は土曜日の声明で日韓防衛相の歴史的なリーダーシップを称賛した。



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