東京オリンピック銀メダリストの日本は、土曜日のパリ大会の混合団体柔道競技で、前回優勝者のフランスとの決勝戦に臨むことになった。
日本は準決勝でドイツを4対0で圧勝し、東京オリンピック第1回大会決勝戦の再戦で混合団体初のオリンピックタイトル獲得のチャンスを得た。
パリ五輪の混合柔道団体準決勝で勝利した日本選手(白)が、パリのシャン・ド・マルス競技場で2024年8月3日に行われた試合でドイツの選手と握手している。(共同)==共同
セルビアとの準々決勝では、男子73キロ級、女子70キロ級、男子90キロ級、男子90キロ超級で阿部一二三、新添沙希、永瀬貴則、アーロン・ウルフがそれぞれ一本勝ちし、4対1で勝利した。
シャン・ド・マルス・アリーナで行われた準決勝では、高山梨花選手が70キロ超級の準々決勝で敗れたものの一本勝ちで巻き返し、90キロ級銀メダリストの村尾三四郎選手を含むチームメイトたちも対戦相手をあっさり倒した。
日本は混合団体の世界タイトルを7回獲得しており、この種目が行われた度に優勝している。フランスは世界選手権で6回銀メダルを獲得している。
イタリアと銅メダルを争うブラジルは、日本とフランス以外でこの種目で世界選手権のメダルを3個獲得した唯一の国である。
フランスは準々決勝で、男子100キロ超級で3度の金メダルを獲得したテディ・リネールの圧倒的な強さで韓国を4対1で圧倒し、イタリアの激しい挑戦を同スコアで退けて決勝に進出した。
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