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日本、元外務外交官の神田氏をADB総裁に指名

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鈴木俊一財務相は火曜日、日本はアジア開発銀行(ADB)の次期総裁候補として、同国の元外為担当トップである神田正人氏を指名すると発表した。

ADBは1966年に設立されて以来、常に最高責任者を務めてきた。日本は米国とともに同銀行の最大の株主であり、神田氏は次期総裁候補として有力だ。

「(神田氏は)アジア太平洋情勢に精通しており、各国や国際機関の幹部と深いネットワークを築いているため、ADBを率いるのに最も適任だ」と鈴木氏は定例記者会見で述べた。神田氏は選出されれば、2025年2月23日付で退任する意向を月曜日に発表した浅川雅嗣氏の後任となる。

開発融資機関は声明の中で、次期ADB総裁の選出は「オープンで透明性があり、実力主義のプロセス」に従って行われると述べた。

神田氏は財務省の国際関係担当副財務官を3年間務めた後、7月に退任したが、2022年と2024年に為替市場で大規模な円買い介入を主導した。現在は内閣官房参与を務めている。

浅川氏は、元日本外為外交官でもあり、2020年1月にADB総裁に就任し、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに対処する地域経済を支援するための措置を監督した。

急速な成長に勢いづいた新興経済国の中には、先進国が世界の金融機関のトップの座に就くという伝統に疑問を呈している国もある。

世界銀行のトップは米国の当局者であり、国際通貨基金のトップは欧州の当局者です。



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