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日本、グリーンランドで拘束されている反捕鯨活動家の引き渡しを求める

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デンマーク政府は木曜日、日本が先月グリーンランドで逮捕された反捕鯨団体シー・シェパードの創設者の引き渡しを要請したと発表した。

ポール・ワトソン氏は、日本の要請により、同国のいわゆる調査捕鯨を強制的に妨害した疑いでインターポールの指名手配リストに載せられていた。

2010年12月に撮影されたファイル写真は、反捕鯨団体シー・シェパードの創設者ポール・ワトソン氏がオーストラリアのタスマニア州ホバート市で記者団に話しているところを写している。(共同通信)

デンマーク法務省は、要請を拒否する根拠がなければ、グリーンランド警察が引き渡しを進めるかどうか調査し、法務省が最終決定を下すと述べた。

ワトソンさん(73歳)は7月21日、北太平洋で日本の捕鯨船「関鯨丸」を拿捕する途中、燃料補給のためデンマーク自治領グリーンランドのヌーク港に停泊した際に拘束された。

ポール・ワトソン大尉財団は、国際刑事警察機構による同大尉逮捕の「赤色通告」は「政治的動機によるもの」だと主張し、デンマーク政府に同大尉の釈放を求めた。

多くの西側諸国は捕鯨に反対しており、フランスのエマニュエル・マクロン大統領はワトソン氏の引き渡しに反対を表明している。

メディアの報道によると、彼の釈放を求めるフランスのオンライン請願には約67万人の署名が集まった。

カナダと米国の二重国籍を持つワトソン氏は、環境保護団体グリーンピースのメンバーだったが、1977年に脱退しシー・シェパードを設立した。同氏も2022年にシー・シェパードから離脱した。


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