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新紙幣発行後も現行紙幣は有効、旧紙幣は使えないと詐欺に警戒

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読売新聞
現行紙幣と新紙幣の両方が使えることを示すステッカーが貼られた自動販売機

当局は、7月3日の新紙幣発行を前に、詐欺師が現行紙幣はもう使えないと主張して人々を騙し取ろうとする可能性があるため、国民に注意を呼びかけている。

当局は、現行紙幣はその後も使用可能だが、来月1万円、5千円、千円札が刷新され、混乱が生じる可能性が高く、詐欺師らがこれに乗じようとするのではないかと懸念している。

財務省と日銀によると、新紙幣3種は昨年度末までに計45億枚が印刷されており、7月3日から金融機関やATMで導入される。

同省の調査によると、5月末時点で鉄道の券売機やコンビニ、スーパーのレジの約8~9割が新紙幣に対応している。一方、飲料などの自動販売機は2~3割程度にとどまる。ただし、現行紙幣も扱えるので、消費者に不便はない。

現行紙幣を口座に振り込んだり、新紙幣と交換できるなどと持ちかけて紙幣を渡したりするよう勧誘するケースが相次いでいるとして、国交省や日銀、全国の警察などが警戒を強めている。

同省によると、すでに製造が中止された紙幣のうち、聖徳太子の肖像が描かれた1万円札など18枚は現在も有効だという。



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