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新米が市場に出回り価格高騰が予想される

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東京、9月2日(日本のニュース日本の稲刈りシーズンが近づく中、JA全農秋田運営委員長の小松忠彦さんは「少しでも農家の助けになるよう、米価を上げたい」と訴えた。

日本有数の米どころ秋田で今何が起きているのか?

実りの重みで揺れる稲は、収穫まであと数週間です。

黒瀬農園の黒瀬智樹さん(46)は「ようやく豊作、いや平年並みの収穫ができた。気持ちの良い秋を迎えられてうれしい」と話す。

過去2年間、稲作は厳しい自然条件によって大きな影響を受けてきました。

黒瀬さん「昨年は気温が高く、品質も収穫量も低迷しました。その前の年は気温が低く日照不足で不作でした」

気温の変動により、粒数が減ったり、粒の大きさが小さくなったり、さらに近年は特異な被害も発生しています。

黒瀬さん「大雨になると土砂崩れになることが多いんです。土砂が流れ込んできて作業ができなくなるんです」

自然の影響に加え、肥料や機械の価格高騰も生産者に負担をかけている。

黒瀬さん「10~15年前は1000万円くらいだった機械が、今は倍くらいの値段になっています。今年に限ったことではなく、米の基準価格が上がらないと農業を続けるのは厳しいでしょう」

農家の苦境が続く中、JA秋田は米を買い取る際の価格、いわゆる「前受金」を大幅に引き上げることを決めた。

「あきたこまち」は前年比4700円増の1万6800円で、過去10年で最大の値上がり。発売3年目の「さきほこれ」も前年比4700円増の1万9500円。

小松さん「田んぼに行くたびに『農業をやめる』という声を多く聞きます。本当に心が痛みます。米価が上がることで、もう一度でも農業を続けようという気持ちになってほしいです」

農家の負担は軽減されるかもしれないが、それは私たちが支払う価格に影響を与えるだろう。

さいたま市の米専門店では、棚に米の袋が並び、中には茨城県産の新米と書かれたラベルが貼られているものもある。

すでに店頭には出荷が始まった産地の新米が入荷している。

角田商店代表 白川和枝さん「5キロあたり1,000円くらい値上がりしました」

店内の緊張感が伝わってくる。白川さんは今後の展望についてこう語った。

白川氏:「東北産米のせいで関東の米価が少し下がるという人もいますが、確かなことは誰にも分かりません。米価が高止まりして、困った状況になる可能性もあります。誰にも分かりません。」

顧客は価格の変化に非常に敏感です。

店員:「値段がかなり上がってますよ。」

お客様:「新米でも玄米30キロで13,500円です。」

店員:「場所によってはもっと高いところもあります。調達には本当に頭を悩ませます。」

価格が上昇しているにもかかわらず、米は依然としてすぐに売り切れてしまいます。

白河さん「千葉の新米が入荷しましたが、すぐに売り切れてしまいました。いつもと同じ量を発注していますが、需要が非常に高いです。」

このインタビューを行っている最中にも、店に電話がかかってきた。

白河「(質問:どんな内容の電話?)『お米の在庫はありますか?』(質問:こういう電話は多いですか?)はい、多いです。電話に出ると必ず『お米はありますか?』と聞かれます。うちはお米屋さんですから」

同店は消費者に対し、米を購入する際には冷静になるよう呼びかけている。

白川さん「お米は鮮度が大事ですので、在庫がなくなる前に来て精米して持ち帰るのが一番です」

ソース: アン



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