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新宿区、ハロウィーンの公共の場での飲酒を禁止へ 迷惑行為防止に努める

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The Yomiuri Shimbun
新宿区役所

東京都新宿区は、ハロウィーン期間中にJR新宿駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止する条例案を区議会に提出すると発表した。

東京・JR新宿駅周辺のハロウィーン期間中の路上や公園での飲酒を禁止する条例案を新宿区議会に提出すると、区が発表した。

隣接する渋谷区にも同様の公衆での飲酒を禁止する条例があり、昨年のハロウィーンでは観光客を含む多くの人が渋谷から新宿区に押し寄せて屋外で飲酒し、騒音やゴミなどの問題が起きた。

新宿区は6月末までに条例を施行することを目指している。

禁止期間は10月31日から11月1日まで。違反者への罰則は予定されていない。禁止対象地域は、新宿駅東口の新宿三丁目地区と、東横線を含む歌舞伎町一丁目地区。具体的な地域や時間は条例施行後に条例で定める。

渋谷区は2019年、JR渋谷駅付近の路上や公園での飲酒を禁止する条例を制定。昨年のハロウィーン期間中は、観光客など約3千人が渋谷を避け、新宿駅周辺に集まった。路上に大量のゴミを残したほか、若者の一部が騒がしく迷惑する事態も起きた。

そこで、地元商工会議所などは区に対し、路上での飲酒や迷惑行為を禁止するよう文書で要望書を提出した。

新宿区の吉住健一市長は「規制によって事故や過度の混雑を防ぎたい」と語った。

渋谷区は今月、禁止区域を拡大し通年施行とする条例改正案を区議会に提出した。

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