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政府報告書案、2025年度までにレベル4の自動運転を全国展開する計画を発表

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読売新聞ファイル写真
福井県永平寺町にレベル4の自動運転電動カートが展示されている。

政府のデジタル行財政改革に関する報告書案によると、政府は2025年度までにレベル4の自動運転(特定の条件下で無人運転の車両を運行する)を全国で普及させる計画だ。

火曜日に発表された報告書草案では、バス、電車、その他の交通機関のライドシェアサービス産業への参入許可について政府が議論を開始するとも述べられている。ライドシェアサービスとは、一般市民が自分の車を使って有料で乗車するサービスである。

報告書案は、岸田文雄首相が議長を務めるデジタル行財政改革に関する会議で、早ければ来週にも正式に承認される見通しだ。

デジタル化は岸田政権の主要政策の一つだ。

報告書案は、急激に減少する人口に対応する社会改革に向け、デジタル技術を最大限活用することを強調。交通、保育、医療などの分野で予算と規制の両面での見直しを進める方針も打ち出した。

自動運転車の実用化加速は運輸部門の改革計画の柱の一つで、政府は2025年度までに全都道府県でバスなどの自動運転車の通年運行を実現するか、計画を策定することを目指している。

政府によると、自動運転システムが一般道で導入されているのは5月1日時点で全国16カ所にとどまり、レベル4の運用は1カ所のみ。

報告書案では、自動運転の導入に必要な審査期間を、現在の約11カ月から2カ月に短縮することも盛り込まれている。



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