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政府は循環型経済を推進するため閣僚会議を開催、プラスチックや金属の再利用拡大に期待

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読売新聞ファイル写真
首相官邸

政府は、金属やプラスチックをリサイクルして再利用する「循環型経済」の発展を促進するため、関係大臣による一連の会議を設置することを決定した。

岸田文雄首相は近く会合を発表する予定で、第1回会合は早ければ今月中にも開催される見込み。政府は来年の通常国会で、再生プラスチックの利用拡大など重点政策をまとめ、関連法案を成立させることを目指している。

具体的には、プラスチックを大量に使用する製造業者に対して、リサイクルプラスチックの使用目標の設定と使用結果の報告が義務付けられます。

政府は、2030年代以降に大量に寿命を迎え廃棄されると予想される太陽光パネルの再利用についても検討する方針だ。

政府は複数の省庁にまたがる政策パッケージを策定し、2025年度予算案に盛り込む方針だ。

会議は林芳正官房長官が議長を務め、斎藤健経済産業相と伊藤慎太郎環境相が副議長を務める。

岸田大臣は初会合に出席し、参加各省庁に具体的な政策策定を指示する。

2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにし、カーボンニュートラルを達成するには、リサイクルが不可欠です。

政府は循環型経済関連ビジネスの市場規模を2020年の約50兆円から2030年までに80兆円に拡大するという目標を掲げている。

政府は循環型経済の実現が産業競争力の強化と地域発展につながることを期待している。



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