東京警察は、出会い系アプリで知り合った男性を騙し、性感染症の検査代として約30万円を支払わせた疑いで、28歳の女を逮捕した。
容疑者の渡辺美咲容疑者は容疑を否認している。
警察によると、渡辺容疑者と被害者の20代男性は3月中旬、アプリを通じて知り合った。渡辺容疑者は性行為に及ぶ前に性感染症の検査を受けるよう提案し、男性に費用を要求した。
渡辺容疑者は3月21日夕方、東京都品川区でこの男性と面会し、検査費用を貸すよう説得した疑いがある。
警察によると、渡辺容疑者は名門私立大学の法学部4年生だと名乗り、春から弁護士として働き始める予定だと男性に告げた。彼女は詐欺は絶対にしないと言い、翌日にはお金を返すと約束した。納得した男性は彼女と一緒にコンビニのATMに行き、現金を手渡したと警察は述べた。
取引後、渡辺氏は一切の連絡を絶ち、男性は警察に被害届を提出した。
調査の結果、 渡辺氏が大学に通っていたとか、弁護士として働いていたという証拠はない。
昨年の夏以来、同様の苦情が数件警察に寄せられており、当局はこれらの事件との関連性を調査している。
ジャパンタイムズ翻訳
