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広島動物園、絶滅危惧ゾウの妊娠を確認、国内初

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広島市の動物園は水曜日、絶滅の危機に瀕しているアフリカマルミミゾウの妊娠を日本で初めて確認したと発表した。

広島市安佐動物公園によると、アフリカマルミミゾウは野生では非常に珍しく、飼育されているのは全世界で3頭のみ。国際自然保護連合の絶滅危惧種レッドリストでは「絶滅危惧IA類」に分類されている。

写真は2023年3月に撮影されたアフリカゾウ「メイ」。広島市安佐動物公園は2024年8月21日に妊娠を確認した。(広島市安佐動物公園提供)(共同)

ゾウの妊娠期間は通常20~22か月なので、来年の8月から10月の間に出産すると予想されると動物園は述べた。

このゾウは2001年にブルキナファソから動物園にやって来たもので、年齢は25歳と推定される。

広島動物園は2022年に、日本の別の動物園から借り受けた雄のゾウとこのゾウを交配させ、妊娠の成功に向けて取り組んでいた。

妊娠は8月14日に超音波検査で確認された。同動物園は出産まで血液検査などを通じて健康状態を監視し続けるとしている。

広島市安佐動物公園で2023年6月に撮影されたアフリカマルミミゾウのダイ(右)とメイ。(写真提供:広島市安佐動物公園)(共同)


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