ホーム Fuji 川崎のストリートパフォーマー、騒音苦情殺到に直面

川崎のストリートパフォーマー、騒音苦情殺到に直面

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川崎、9月3日(日本のニュース) – ストリートパフォーマンスは数多くのアーティストを生み出しており、ゆずやコブクロなどの有名アーティストもストリートからキャリアをスタートさせています。しかし、ストリートパフォーマンスの「聖地」のひとつが現在、存続の危機に直面しています。

公演が「うるさすぎる」「迷惑だ」といった騒音に関する苦情が増えている。

JR川崎駅東口広場では、雨の日でもアイドルやギタリストなどの大道芸人が演奏を続けている。同広場では、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞したマカロニえんぴつや、ストリーミング再生回数が39億回を突破したユーリなどのアーティストがパフォーマンスを披露してきた。

数々の有名アーティストを輩出し、様々なアニメの舞台にもなった神奈川県川崎市は、「音楽のまち」をスローガンに掲げています。

しかし、SNSではこうしたストリートパフォーマンスに対する意見は分かれており、「どうしても聞きたくない音や声があり、時にはうるさすぎる」など、騒音について不満を言う人もいる。

広場を管轄する川崎警察署によると、騒音に関する苦情が毎日2~3件寄せられているという。

一方、路上パフォーマンスを支持する人たちは「こうした苦情で私たちの文化が破壊されるのか。私は川崎駅前の路上パフォーマンスが大好きだ」と主張する。

常連客からは「マカロニえんぴつのようなアーティストを輩出してきた店。閉店はもったいない」「歌はアーティストの表現だからいいけど、ドラムは違う。歌ではなくドラムが気になる」など、複雑な思いが漏れる。

広場は法的には道路とみなされるため、出演者は警察から道路使用許可を取得する必要があります。

広場を管理する川崎市の担当者は取材に「音量が基準を超えると介入することもある。厳密には許可のない路上演奏は禁止だが、川崎市は『音楽のまち』を掲げているので見逃してもらうよう警察に依頼している」と話す。

しかし、警察は「そのような要請は確認していない」と回答した。

結成1年のストリートパフォーマンスグループ「キャラメルモンスターズ」のメンバーは、現状についてどう思うかと聞かれると、「ストリートパフォーマンスがなくなると、音楽の世界に足を踏み入れたい人たちにとって大きな損失になる。本当に悲しい。ストリートパフォーマンスを禁止すべきだという意見も分かるが、完全になくなるのは辛い」と話した。

ソース: FNN



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