ホーム Fuji 岸田首相、NATO首脳会議出席のためワシントンへ出発、首相と会談のためドイツへも訪問

岸田首相、NATO首脳会議出席のためワシントンへ出発、首相と会談のためドイツへも訪問

21
0


読売新聞ファイル写真
Prime Minister Fumio Kishida

岸田文雄首相は水曜日午後、ワシントンで開かれる北大西洋条約機構(NATO)の会合に出席し、ドイツとの安全保障協力を深めるため、米国とドイツに向けて出発した。

岸田外相がNATO首脳会議に出席するのは3年連続で、加盟国間の連携強化を確認するとみられる。ワシントンでは韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領ら首脳と個別会談する。

林芳正官房長官は火曜日の記者会見で、岸田外相はNATO首脳会議出席を通じて「欧州大西洋地域の安全保障はインド太平洋地域の安全保障と不可分であるとの認識を再確認し、日本とNATOの協力を強化する」と述べた。

日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4か国は、インド太平洋4か国(IP4)として知られ、ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年以降、毎年NATO首脳会議に招待されている。木曜日、岸田外相は他のIP4諸国の首脳やウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とともに出席し、同日、演説も行う予定。

サミット最終日には、IP4とウクライナの初首脳会談も開催される予定だ。

岸田外相は、金曜日に就任した英国の新首相キール・スターマー氏、および3月にNATOに加盟したスウェーデンのウルフ・クリスターソン首相とそれぞれ会談する予定だ。

ワシントンでの会談後、岸田外相は金曜日からドイツを訪問する予定。国際会議出席以外の理由で日本の首相がドイツを訪問するのは7年ぶりとなる。

会談では、岸田外相とドイツのショルツ首相が中国を念頭に置き、他国に不当な圧力をかけるために用いられる貿易制限などの「経済的恫喝」に対抗するため、経済安全保障に関する政府間協議の枠組みを設立することで合意するとみられる。



もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください