2024年7月17日 17時43分(日本時間)
東京(時事通信) — 岸田文雄首相は水曜日、現在は廃止された優生保護法の下で行われた強制不妊手術の被害者に直接謝罪した。
岸田外相は首相官邸での会見で被害者らに対し、「政府の責任は極めて重大だ。心からおわび申し上げる」と述べた。
「旧法は個人の尊厳を踏みにじる許しがたい人権侵害だ」と彼は語った。
岸田氏は、被害者への新たな補償制度の構築に向け与野党と連携していく考えを説明した。
首相は、新たな補償制度について「できるだけ早く結論を出す」とし、「早期解決に向け全力を尽くす」と述べた。
会合には、今月初めに最高裁が旧法を違憲と判断し、政府に損害賠償を命じた関連訴訟の原告らも出席した。