ソウル –
岸田文雄首相と韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は金曜日、ソウルで首脳会談を行い、両国関係の改善の勢いを維持するよう求めた。両国関係は、東京とワシントンの指導者の交代が迫っていることで試されることになる。
岸田首相の首相としての最後の隣国への旋風的な訪問は、ジョー・バイデン米大統領の促しで両首脳が関係を一変させた後、新たなパートナーシップを固めようとしている中で行われた。
1910年から1945年にかけての日本による朝鮮半島占領をめぐる激しい外交・貿易紛争により、米国の強力な地域同盟国である両国の関係はここ数十年で最低レベルに落ち込んでいた。