退任する岸田文雄首相は、国連総会に出席するため9月下旬に米国を訪問し、ジョー・バイデン大統領と会談する計画を最終調整していると読売新聞が土曜日に報じた。
複数の政府筋を引用した同報道によると、訪問は9月22日から数日間にわたって行われる可能性があるという。
岸田氏は水曜日、与党自民党の総裁選から撤退した。これにより、9月末の党首任期満了に伴い首相を退任することになる。
自民党総裁選の日程はまだ決まっていない。読売新聞によると、早ければ9月20日になる可能性があり、その場合、自民党が多数派を占める日本の国会が岸田氏の後任を首相に選出した後、岸田氏は総会で演説する可能性が高いという。
同紙によると、日本政府の中には、岸田氏の後継者はバイデン氏と親密な関係を築くべきではないと考える者もいるという。
11月の米大統領選から撤退したバイデン氏は先月、カマラ・ハリス副大統領に代わり民主党の候補者となった。ハリス氏は共和党候補のドナルド・トランプ前大統領と対決する。