ホーム Fuji 小池氏は実績で都知事選勝利へ、蓮舫氏は共産党とのつながりに圧迫される

小池氏は実績で都知事選勝利へ、蓮舫氏は共産党とのつながりに圧迫される

23
0


現職の小池百合子氏が日曜日の東京都知事選挙で勝利し、日本の首都で3期目の知事職に就くことになった。

71歳の小池氏は、次点の広島県安芸高田市の元市長、石丸伸治氏(41)と3位の元参院議員、蓮舫氏(56)を破った。今回の選挙には過去最多の56人が立候補した。小池氏は今後も、少子高齢化対策や首都直下地震への備えなどを担うことになる。

小池氏は自民党と公明党から支援を受けながらも、両党との関係を抑え、今回の選挙を与野党を争点にしようとする主な対立候補の蓮舫氏の動きを巧みにかわした。

小池氏は当初、5月29日の東京都議会定例会冒頭で立候補を表明する予定だった。しかし、その直前に立候補を表明した蓮舫氏に世間の注目が集まると、小池氏は時機を待つことにした。蓮舫氏への熱が冷めた後の会期最終日の6月12日まで、立候補を表明しなかった。


読売新聞
選挙管理委員会は日曜日、東京・品川区の区立体育館で開票作業を行った。

選挙戦が始まり、候補者らが街頭に繰り出すなか、小池氏は「知事としての公務を優先」し、街頭演説を控えようとした。その代わり、記者を引き連れて保育園など約20カ所を視察し、知事としての2期8年間の実績をアピールした。

街頭で選挙活動をすれば、公務を怠っていると批判されるかもしれないと懸念していたようだ。

「我々は、ポイントを失うことや対立候補と同じ土俵に立たないようにしながら、現職候補の強みを生かし、横綱のように選挙戦に挑もうとした」と、彼女の陣営の幹部は語った。

一方、自民党と公明党は水面下で小池氏への支持を固めるべく動いた。自民党はさまざまな団体に小池氏への支持を要請し、公明党は同党の主要支持団体である創価学会に働きかけた。公明党は「党の公認候補と同等の立場で」小池氏を支援したと公明党関係者は語った。

小池氏は11回の街頭演説を行い、政党への支持が薄い都知事らに支持を訴えた。政治資金規正法違反で自民党への反発が高まっていることから、小池氏は自民党議員に支持を訴える演説を一切認めなかった。無党派層の支持を獲得できたのは、政党へのこだわりを徹底的に避けたためだと言える。

立憲民主党を離党して都知事選に立候補した蓮舫氏は、途中で戦略の見直しを迫られる苦しい選挙戦となった。当初は「自民党延命に寄与している小池政権をリセットする」と反自民をアピールしたが、批判ばかりしているとSNSで批判を浴び、攻撃を弱めざるを得なくなった。「小池政権を、自民党の政権を、国民に、そして国民に、もっと … [Koike’s] 「良い政策だ」と彼女は言った。

「何か面白いものをお見せします」という彼女の誓いも新鮮さを欠いていた。

蓮舫氏陣営の関係者は「公約を守らないと批判したため、実現可能性を重視した政策しか示せなくなってしまった」と嘆く。

選挙戦終盤、反自民党の政策以外にほとんど何も提供できない蓮舫陣営は、駅前でビラを配るなど地道な働きかけで無党派層の支持を取り付けようとした。しかし、共産党の支援もあり、蓮舫氏の影響力は限られていた。

蓮舫氏陣営は、無所属の支持者を追い払うことを懸念し、街頭演説で蓮舫氏と共産党員が互いに肩入れする機会を最小限に抑えようとしたが、「有権者は蓮舫氏が共産党から強い支持を受けているのを見ていた」と立憲民主党関係者は語った。



もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください