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富士山のフォトスポットに新たな駐車場がオープン、日本の都市が観光過多対策に着手

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富士市提供
Tourists view Mt. Fuji near the Fujisan Yumeno Ohashi bridge in Fuji, Shizuoka Prefecture.

静岡県富士市 ― 富士山を望むもう一つの自治体が、観光客による迷惑行為に対する対策を講じた。

静岡県富士市は月曜日、富士山を背景に橋の上で写真を撮るために訪れる外国人観光客の群れに対処するため、写真映えする橋の近くに駐車場を開設し、交通整理員2人を派遣し始めた。この橋は住宅街にあり、観光客が問題を引き起こしている。

この動きは、観光客に人気のコンビニエンスストアの上から見える富士山を遮るため、山梨県富士河口湖町が大型スクリーンを設置したことに続くものだ。

市内を流れる瓜井川に架かる「富士山夢の大橋」を南北に渡ると、富士山が間近に見えます。隣接する歩道橋は、まるで人が橋を渡っているように見えることから、人気の撮影スポットとなっています。

SNSでその景色を紹介する海外からの観光客が増え、秋ごろから多くの人が訪れるようになった。連休には1日で数百人が訪れることもある。

道路上で写真を撮ったり、路上に駐車したり、ゴミを捨てたり、騒音を立てたりするなどの問題が発生しています。

地元自治会の松本正敏会長は「民家の駐車場に車を停めて朝晩騒いでいる観光客もいた。観光客にはマナーを守ってほしい」と話した。

国と地方自治体は歩道橋の入り口付近に標識やバリケードを設置し、路上駐車やゴミの投棄、横断歩道以外での道路横断などを禁止していた。

新しい駐車場は17台収容可能で、仮設トイレも備えている。交通誘導員は悪天候で富士山が見えないときを除いて毎日午前7時から午後4時まで勤務している。

月曜日の朝、厚い雲が富士山の景色を覆っていたにもかかわらず、橋の近くには多くの観光客が見られ、交通管制官が観光客に新しい駐車場が開設されたことを知らせている姿も見られた。

タイ人男性はフェイスブックで遺跡の存在を知り、レンタカーで訪れたという。観光客が道路を横断する際の危険な行為について聞いていたので、観光の際は注意したいと語った。

市交流観光課の課長は「観光との両立にはまず住民の課題を解決する必要がある」と話す。



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