月曜日、パリ五輪のスポーツクライミング男子準決勝のボルダリングラウンドで、日本の安楽空斗が優勝、楢崎智亜が2位となり、2日後のリードラウンドに向けて好調なスタートを切った。
昨年のワールドカップでボルダリングとリードの両方でトップに立った17歳のオリンピック初出場者、安楽は、ル・ブルジェ・クライミング会場で4つの課題のうち2つを制した唯一のクライマーとして、その豊富な才能を発揮した。
2024年8月5日、フランス・ル・ブルジェのル・ブルジェ・クライミング会場で行われたパリ五輪男子スポーツクライミング準決勝で、日本の安楽空斗選手がボルダリングに挑戦する。(共同)
安楽は最初のポイントを登るのに2回の試みを要し、2回目を成功させて69.0ポイントを獲得し、楢崎の54.4ポイントにかなりの差をつけている。イギリスのトビー・ロバーツが54.1ポイントで3位、続いてフランスのサム・アヴェズが49.2ポイントを獲得している。
「いつも通り登ることに集中していました。まさにその通りでした」と、2つ目の岩を登頂した唯一のクライマーである安楽さんは語った。「1つ目と2つ目は良いリズムで登れました。リスクヘッジもしながら、リードでは最小限のエネルギーで登れるように努めます。」
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた2021年の東京大会では、パリでは独立した種目となったスピード種目も複合競技に含まれていたが、楢崎選手は4位となった。
2024年8月5日、フランス・ル・ブルジェのル・ブルジェ・クライミング会場で行われたパリ五輪男子スポーツクライミング準決勝で、日本の楢崎智亜選手がボルダリングに挑戦した。(共同)
28歳の彼はパリでの最初の3つの問題を上回ることはできなかったが、3回目の挑戦で4番目の問題を解き、順位を上げた。
「もう少しポイントを獲得したかった」と楢崎は語った。「最後の課題を克服できたのは大きい」
「私はここで自分自身を挑戦者だと思っています…観客の前でパフォーマンスするのは楽しいです。」
関連記事: