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安倍首相、ファンに優しくするよう呼びかけ、柔道のルール変更を期待

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日本の柔道オリンピック金メダリストで2度優勝した阿部一二三選手は、ネット上での誹謗中傷的な投稿で選手を標的にすることをやめるよう求め、パリ大会後には現行の柔道ルールが変更されることを期待していると述べた。

男子66キロ級チャンピオンの妹の詩さんは、女子52キロ級での衝撃的な敗北後、感情が爆発して叫んだことでソーシャルメディア上で非難を浴び、謝罪した。

2024年8月6日、パリ五輪柔道日本代表チームが東京の羽田空港に到着すると、阿部一二三選手(右端)がファンに手を振っている。(共同)

「心が痛みます。今後(このような投稿が)起こらないことを願います」と安倍首相は月曜日に述べ、少なくとも人々がこのスポーツに興味を持っていることを示していると付け加えた。

「多くの人が柔道を見ていたということでもあり、それは前向きに受け止められる。その点ではうれしい」と彼は語った。

男子60キロ級のスペインのフランシスコ・ガリゴスも、日本の永山龍樹に対する物議を醸す勝利の後、ソーシャルメディア上で攻撃の標的となった。

メキシコの審判員エリザベス・ゴンザレス氏の試合一時停止の指示に応じて永山選手は握りを緩めたが、ガリゴス選手は絞め技を続けているように見え、一本が与えられたため、全日本柔道連盟は国際柔道連盟に書面で苦情を申し立てた。

阿部氏は「(柔道の)ルールは複雑化している。今後ルールが見直されると思うし、今回の問題をきっかけに柔道が良い方向に向かうことを期待している」と語った。

東京オリンピック以来無敗の阿部選手は、力強い柔道スタイルを貫くと語った。

「相手を投げて勝つという、見ている人が分かりやすい柔道で勝負していきたい」と語った。

日本柔道チームは8個のメダルを持って火曜日に東京の羽田空港に到着し、阿部監督は「オリンピック3連覇を目指す」と誓った。

日本は柔道で合計3つの金メダルを獲得した。残りの2つは男子81キロ級で連覇した永瀬貴則選手と女子48キロ級で優勝した角田夏海選手が獲得した。角田選手はチームの復帰を記念した記者会見の後、32歳の誕生日にケーキを贈られた。

2024年8月6日、東京で行われたパリ五輪柔道日本代表記者会見後、日本の角田夏海選手が32歳の誕生日にもらったケーキを手に持っている。(共同)


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