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宇宙機関、ANAの宇宙飛行士候補者の訓練を公開

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日本の宇宙機関は月曜日、将来の宇宙飛行士をより良く準備するため、ANAホールディングス株式会社の協力を得て実施している宇宙飛行士候補者の基礎訓練の一部を報道陣に公開した。

全日本空輸の親会社であるANAの訓練施設で、米田亜由さんと諏訪誠さんがボーイング777のフライトシミュレーター内で緊急事態への対処能力をテストされた。

2人は昨年、宇宙航空研究開発機構が2021年に13年ぶりに宇宙飛行士の募集を開始し、宇宙飛行士候補に選ばれた。

映像には、2024年7月31日に飛行訓練を行う米田亜由さん(右)と諏訪誠さんが映っている。2人は2024年8月5日にも同じ訓練を行った。(画像提供:JAXA、全日本空輸)(共同通信)

ANAは、宇宙飛行士のリーダーシップ、チームワーク、意思決定などのスキルを調査し、宇宙ミッションに向けて精神面の準備を整える訓練の一部を委託された。

訓練は昨年4月に始まり、今年10月まで続く予定。候補者が宇宙飛行士に必要な知識とスキルを習得するのに役立つ。

民間企業が長期間にわたり同機関の訓練に参加するのは初めてで、JAXAは将来の宇宙飛行士の訓練を継続的に提供するために民間企業との連携を強化していると述べた。

訓練終了後、宇宙飛行士として適格かどうかを同庁の審査委員会が正式に決定する、とJAXAは述べた。

月曜日の訓練演習では、2人の候補者は東京と大阪間の仮想飛行を体験し、エンジン故障や悪天候などの突然の緊急事態にどう対応するかを教官が監視した。

「空中にいる間は、自分たちだけで判断するのではなく、意見を共有する必要があります」と元外科医の米田さんは訓練後に語った。「国際宇宙ステーションでも同じことが言えると思います。私たちはチームとして危険に対応しなければなりません。」

元世界銀行職員の諏訪さんは「訓練では時間的制約の中で安全に飛行機を飛ばすことに重点が置かれていた。宇宙でも大いに役立つと思う」と語った。


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