札幌、11月23日(日本のニュース) – 11月22日午後、札幌市内の高校で爆発物と恐れられる不審物が発見され、一時混乱が生じた。この物体は生徒の一人によって学校に持ち込まれたことが判明した。
警察によると、同校の運動場の中央で黒い箱のような物体が発見され、同校が当局に通報した。事件が起きたのは、札幌市北区の住宅街にある札幌国際情報高校。
教師は、小型爆弾を作ったと主張する生徒から長さ約4センチの不審な円筒形の物体を押収したと報告した。爆発の危険性があるため、物体は安全な容器に入れて校庭に移動させた。この状況に対処するために、防護服と遠隔操作ロボットを装備した爆弾処理班の隊員が出動した。さらに、大規模な機動隊がその地域を包囲した。
学校近くの道路は一時閉鎖され、学校は予防措置として生徒900人全員を帰宅させた。ある学生は「今日が生きている最後の日になるかもしれないと思った。その地域に爆弾があったことを考えると恐ろしかった」とコメントした。
問題の物体は、マッチの棒の発火部分を削り取り、筒に詰めて作られたもの。使用された材料は容易に入手できたことが調査で明らかになった。最初の報告から約5時間後、爆発物処理チームは物体を安全に撤去した。
警察は物体がもたらす潜在的な危険性について捜査を続けており、物体を作成した学生から詳しい事情を聞いている。
ソース: TBS