兵庫県姫路市にある姫路城の麓にある三の丸広場を観光客が散策している。
2024年7月11日 15時12分(日本時間)
兵庫県姫路市 — 姫路市は、観光過多との戦いと称して、まず有名な姫路城を訪れる外国人観光客の入場料を4倍にする計画を打ち出した。現在、姫路城の敷地内にある人気の広場への入場料を非居住者全員に課すことを検討している。
兵庫県姫路市は、世界遺産の姫路城の麓にある広大な三の丸広場への入場料徴収について、重要文化財の保護のためと主張。夜間の立ち入り禁止も検討している。
城の南側には広さ1万4500平方メートルの広場があり、現在は入場料がかかる特別イベント時以外は24時間無料で出入りできる。散歩やジョギングを楽しむ地元の人も多く訪れる。
城内は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、春には特に多くの観光客が訪れます。背景にそびえる天守閣を背景にした写真撮影スポットとしても人気があり、映画のロケ地やコンサート会場としてもよく利用されています。
城跡周辺は特別史跡に指定されており、市は文化遺産保護の観点から立ち入りを有料で制限することを検討している。
市はまず、巡回や管理人がいない夜間に広場への立ち入りを禁止し、その後入場料を徴収するかどうかの議論を進める予定だ。
地元住民はおそらく料金を免除されるだろうが、市は地元住民と観光客を区別する方法をまだ決めていない。