台風被害を避けるため、富士山の象徴的な景色を遮るスクリーンが撤去された

山梨県富士河口湖町当局は、5月下旬から象徴的な富士山の眺望を遮っていた巨大な黒い幕を撤去したと火曜日に発表した。

当局者らによると、スクリーンは台風アンピルによる被害を防ぐため先週木曜日に撤去されたという。

この町は、コンビニエンスストアの裏にそびえる山々の絶景がSNSで話題となり、近年はコンビニエンスストア前が写真を撮りに訪れる旅行者で賑わうようになった。

観光客のゴミ捨てなどのマナーの悪さについて地元住民から苦情が寄せられたことを受け、町当局は観光客がこの場所に集まるのを阻止するため5月21日にスクリーンを設置した。

当局者らは、スクリーンが撤去されて以来、トラブルは起きていないと述べた。

来場者の行動が改善されている限り、スクリーンは再び設置されることはないだろうと当局者の一人は語った。