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台風接近で台湾空軍は訓練を中止。海軍と陸上の訓練は継続

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APフォト/チアン・インイン
2024年7月23日、台湾東部の花蓮県で行われた毎年恒例の漢光軍事演習で、空軍のF-16V戦闘機が離陸する。

台北、台湾(AP通信) — 台風の接近により、火曜日の台湾東海岸沖での空軍演習は中止されたが、中国が侵略を脅かしているこの自治島嶼国の他の地域では海軍と陸上の演習は継続される予定である。

空軍第5戦術混成航空団は悪天候を理由に中止を発表した。

中央気象局によると、台風「ガエミ」は風速144キロ(約90マイル)の持続的な風と最大時速180キロ(110マイル)の突風を伴い、台湾に向かって西へ進んでいる。台湾の中央通信社によると、火曜日にはフェリーと一部の国内線が欠航となった。

軍報道官の孫立芳氏は、毎年恒例の漢光軍事演習は人員と装備の安全を確保するための調整を伴い、予定通り続行されるが、一部の海上および空中演習は天候により変更されると述べた。

今年の訓練は、頼成徳氏が総統に選出されたことを受けて実施される。同氏は、ほぼ10年にわたる民主進歩党の政権を継続することになる。同党は、台湾を中国の領土として認めよという北京の要求を拒否している。

台湾軍は長らく米国の支援に頼ってきたが、近年は国内の軍需産業を再活性化させ、海外から購入した改良型兵器システムを補完する潜水艦や訓練用航空機を生産している。

台北市とその周辺地域でも火曜日の午後、定期的な空襲訓練が実施され、中国からの空襲や自然災害が発生した場合と同様に、サイレンが鳴り響き、車両が駐車し、歩行者が道路から避難して建物や地下鉄の駅に入った。

台北の河川システムへの重要な出入り口である淡水港にも部隊が配備された。先月、中国からのモーターボートが入港した。このボートはレーダーやその他のセキュリティシステムには探知されなかったようで、これは中国軍の秘密作戦に対する台湾の対応能力の試金石とみられている。



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