熱帯低気圧シャンシャンは九州北部を北東方向に進み続け、関東や東海地方を含む全国各地で広範囲に大雨をもたらし、東京周辺の複数の河川で氾濫の恐れが出ている。
NHKによると、金曜日午前8時現在、この嵐により4人が死亡、94人が負傷、1人が行方不明になっていると報告されている。
木曜日に強い台風として上陸し、気象庁から台風10号と呼ばれているシャンシャンは、木曜日遅くに熱帯低気圧に弱まり、金曜日朝の時点で大分県国東市付近を時速10キロでゆっくりと東北東方向に移動している。中心気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は時速72キロ、突風は時速108キロに達した。